【4630万円の流れ弾】「オンラインカジノは違法」岸田発言でパチンコ・パチスロも終わるのか?
バタフライ効果。
風が吹けば桶屋が儲かる。
誤送金でパチ屋がなくなる。←NEW
世間を騒がせた阿武町の4630万円誤送金問題。
※関連記事→【逃げるは恥だが得をする】4630万円ネコババ逃げ切りマニュアルを考えてみた。
かなりの額が回収できて、騒動は収まりつつあります。
しかし、この事件が多方面に、そして意外なところにも影響を与えそうです。
阿武町の誤送金が報道されてから自治体や企業が慌てて”経理関係のチェック”を行ったのか、横領や不正受給がどんどん発覚しています。
『山梨の南アルプス市が中国などの技能実習生に給付金140万円を誤支給』
『三重県の漁協で売上金約450万円を元職員の男性が横領』
『海上自衛隊幹部候補生学校に勤務する40歳の男性海曹が160万円横領しギャンブルなどに使う』
などなど、ここで書ききれないほどのニュースがあります。
そして今、最も注目されているのは、
『コロナ持続化補助金の不正受給』
東京国税局職員ら7人が逮捕された2億円にのぼる不正受給。
そしてもう一件、三重県の家族がグループで9.6億円の持続化給付金を不正に受け取った事件です。
同様の事件はまだまだ出てくるでしょう。
もし阿武町の誤送金で田口容疑者が4630万円を素直に返していたら、阿武町のミスは表には出てこなかったかも。
少なくともあれだけ騒がれることはなく、全国で大量の不正が発覚することもなかったのかもしれません。
そういう意味では、多くの不正が明るみになっているのは田口くんのおかげ・・・なのかも?
それはさておき、田口くんのせいで話題になったことがもうひとつ。
それが、
オンラインカジノ(ネットカジノ)
です。
田口くんのおかげでオンラインカジノの知名度が爆上がり。
広く一般市民の知るところとなりました。
そのせいで国会で、
「よもやオンラインカジノを放置したまま箱物カジノを認可する、このまま進めていくってことはこれはありえないと思いますけども総理ご決断をお願いいたします」
という質問が出てきました。
それに対して岸田総理が、
「オンラインカジノ、これはおっしゃるように違法なものであり、これは関係省庁が連携をし厳正な取り締まり、行わなければならないと思います」
と発言しました。
質問の内容をみると、質問者はオンラインカジノを取り締まってほしかったわけではありません。
単にIRのカジノに反対するために”話題のオンラインカジノ”を取り上げただけです。
しかしこの質問のせいで「オンラインカジノは違法」「厳正な取り締まりを行う」という言質が取られました。
オンラインカジノ側にしたらすごいとばっちりですね。
実は阿武町の誤送金問題で大半の資金が回収されたのは、「決済業者が自腹を切って返済したからではないか」とも言われています。
要はこの騒ぎが大きくなってオンラインカジノに対する取り締まりが厳しくなったらマズイので、事態の収拾をはかったのではないかということです。
実際に岸田発言でどの程度の影響が出るか分かりません。
しかし、もし自腹を切ったうえに取り締まりが厳しくなったら、決済業者は田口くんをめちゃくちゃ恨むでしょうね・・・
そして、日本の賭博と言えばパチンコ・パチスロ。
これを機に”パチンコ・パチスロ不要論”が燃え上がる可能性がなきにしもあらず。
「4630万円から流れが変わった。」
日本からパチンコ屋が絶滅した時に、
そう語られる日が来るとか。来ないとか。
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基本的にギャンブルが理由で何かやらかした時は決まってパチンコが叩かれる。
本当に迷惑だわw
ギャンブルが理由なら競馬や競輪も辞めてしまえ!
競馬って昔はダメなおっさんがやる博打って感じだったのに、いまや若い女の子もやる”エンターテイメント”に変身しましたよね。
パチ&スロも業界が上手くやればイメージ変えられるのかも。
どうやればいいかは全然わかんないけど。
(・ω<)てへぺろ