【逃げるは恥だが得をする】4630万円ネコババ逃げ切りマニュアルを考えてみた。

阿武町の4630万円誤送金問題。

ネコババした人は現在も逃避行中です。

ボクなら余裕で逃げ切れます。
(｀･ω･´)ｼｬｷｰﾝ

～4630万円誤送金のこれまで～

山口県阿武町がコロナ給付金10万円の振込時に、24歳男性に誤って4630万円を振り込む。
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男性は当初返還の意向を示すも仕事を辞めて逃走。現在行方不明。
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町は訴訟費用含めた約5100万円を求めて提訴。
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町は男性の氏名をホームページで公表。

まず、誤って振り込まれたお金は”不当な利得”となるので、民法的に返す義務があります。

この民法ってのが今回のポイントであり、問題を難しくしています。

民法上の問題である限り警察は介入できないので、指名手配したり強制的に逮捕拘留することができません。

お金を引き出すことが『銀行を騙した詐欺罪』にあたる可能性はあるようですが、現状ですぐに刑事事件になる様子はなさそうです。

なので、けっこう簡単に逃亡生活を送れると思います。
(｀･ω･´)ｷﾘｯ

もしボクが同じ状況で逃げ切ろうと考えた時にどうするかを考えてみました。

まず、口座のお金をそのままにするといずれ差し押さえられるので、すぐにお金を移動します。

これは今回の男性もやってますね。

適当な金融機関5カ所以上に新たに口座を開設して、そこに入金します。

複数の金融機関に分けるのは、もし口座がバレた時に全て差し押さえられるリスクを分散するため。

刑事事件の容疑者でもないし、口座開設は問題なくできると思います。

そして、その情報が銀行から阿武町に漏れることもないでしょう。

そんなことをすれば個人情報保護法に引っ掛かるでしょうし。

そしてキャッシュカード1枚だけ持って、あとは銀行の貸金庫にでも預けます。

一部は現金にしてこれも貸金庫へ。

まぁ潜伏先に置いておいても問題ないでしょうが念のため。

そして住んでいた場所を離れ、都会のホテルなりネカフェなりに半年～1年ほど潜伏します。

ニュースで話題になってる間は目立つのは得策ではないので、静かに暮らします。

そのうち世間は興味を失うと思うので、ほとぼりが冷めたら家賃の安い郊外都市あたりに家を借りて普通の生活を始めます。

指名手配されてるわけでもないので、選り好みしなければ借りられる部屋はいくらでもあるでしょう。

今回のように名前を公表された場合は、基本的に偽名で生活します。

家族を作るのは難しいでしょうが、友達を作るくらいは問題なくできると思います。

友達になった人の身分証明書をいちいち確認する人もいませんしね。

と、こんな感じでしょうか。
(･ω･)

将来的に刑事事件になって逮捕された時は、「競馬で全額使った」とでも言っておけば回収は不可能でしょう。

有罪になってもおそらく執行猶予付きで実刑もないのでは？

日本では強制的に資産を調べることはできないと思うので、隠し場所さえバレなければ逃げ切れると思います。

ということで、逃げ切ること自体はぶっちゃけ簡単だと思うんですよね。

ある程度のメンタルの強さがあれば。

では実際に、

「4630万円の誤送金があった時は逃げた方が得なのか？」

というお話。

これはその人の現在の状況によりますね。

メリットとしてはもちろん”長期間働かなくても生きていける”ということだと思います。

もしくは”短期間だけど豪遊できる”とか。

逆にデメリットは、

1.自分はもちろん家族も批難を浴びる

常識的な家族や友人とは縁を切ることになるでしょう。

家族や友人を大切にしている人にはこの部分が一番のネックとなりそう。

2.現住所を離れないといけない

今回の場合はそもそも阿武町に移住してきた人なので何も問題なさそうです。

しかし生まれた土地で愛着がある人には厳しいかもしれません。

3.逃亡中は追われるストレス、そして死ぬまで罪悪感に襲われる

逃亡生活というのは相当なストレスらしいので、これで根を上げる可能性はありますね。

しかし指名手配されるわけでもないし、見つかった後のペナルティもたいしたことはありません。

殺人とかでもないし、被害者も個人ではなく自治体なので罪悪感も薄いかも。

BBQでゴミを放置して帰るDQNくらいのメンタルがあれば普通に耐えられそうです。

ということで、最終的にはこの『デメリット』と『入金された金額』を天秤にかけることになります。

「4630万円程度で人生を棒に振るなんて考えられない」

「月20万円で生活すると仮定すれば19年とちょっとしか生きられない」

なんて声も聞きますが、これは現状でそこそこの生活をできている人の意見だと思います。

底辺近くの生活をしていて、今後浮上する見込みもない人にしてみれば人生一発逆転のチャンスと言っても過言ではありません。

毎月20万円使って20年近くも暮らせる。しかも働かなくていい。

「安い給料で働いてつまらない一生を過ごすより、限られた期間でもお金に縛られず自由に生きた方が賢い」と考えるのも、ある意味で正解かもしれません。

今の生活や人間関係を捨てることになるので、大半の人にとっては失うものの方が大きいでしょう。

しかし、『冷静に計算すると逃げ得になる』という人も一定数いるでしょうね。

ただし幸せになれるかは別問題。

ネコババするような人だと、早々に破綻して元の状況より悪くなる気もします。
(・∀・;)

今回の件で阿武町が不運だったのは”非課税世帯”への給付金だったことだと思います。

非課税世帯でもお金のある人はいるし、モラルのある人が大半でしょう。

しかし確率的には『逃げ得の人』に当たる可能性は高くなります。

今回は見事に大当たりとなりました。

まぁ一人のミスで大金を振り込めちゃう管理体制が一番の問題なんですけども。
(・ω・;)

おそらく今回の4630万円は回収できないまま終わると思います。

ぶっちゃけ提訴とかしても逆に税金を無駄にするだけな気がしてます。

請求額から逆算すると約500万円のコストがかかるみたいだし、一連の処理に関わる公務員の人件費もタダじゃありません。

阿武町はそれが分かっていても放置すれば批判されるので、無駄と分かってても回収するポーズは見せないといけないのかもしれません。

ちなみにボクが逃げるとしたら、ほとぼりが冷めたころに高配当の株に投資しますね。

4000万円を守備重視の年利3％で回しても年間120万円のプラス。

死ぬまで働かずに暮らせる自信はあります。
(｀･ω･´)ｷﾘｯ

さて、皆さんはいくらの誤送金なら逃げますか？