【誤発注狙いでボロ儲け！？】任天堂のPTS株価に異変が・・・

任天堂の2/4の時間外取引(PTS)で誤発注と見られる値動きがありました。

あれ？

これで一儲けできるんじゃね？(ゲス顔)

誤発注といえば有名なのが2005年の『ジェイコム株大量誤発注事件』

みずほ証券が「61万円で1株の売り」と注文するところを「1円で61万株の売り」と入力して大混乱になった事件です。

ジェイコムの株価は1日でストップ安からストップ高というありえない値動きをし、この騒動で億単位の利益をあげた個人投資家も出てきて大ニュースとなりました。

それはさておき、2/4の任天堂株。

日中の東証での株価は920円の下落で終わったにも関わらず・・・

PTSで急上昇！！
Σ(ﾟ□ﾟ(ﾟ□ﾟ*)ﾅﾆｰｯ!!

一気に2350円も上昇。

何かすごいニュースでも飛び出したかと思ったら、

出来高100株のみ。

PTSというのは証券取引所の時間外でも株の売買ができるシステム。

注文量が格段に少ないので、1時間に1件も売買が成立しないこともザラにあります。

で、今回のはおそらく

『値段を間違えて注文したのが売買成立しちゃった』

と言うことだと思います。

具体的に言うと、

間違えて63930円で買い注文→気付いた人がすぐに売って売買成立

もしくは

間違えて63930円で売り注文→気付いた人がすぐに買って売買成立

のどちらかですね。

東証の終値61580円を適正価格とするなら、このミスだけで

23万5000円の損失

です。
(((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

逆に言うと、この誤発注に気付いてすぐに取引した人は、ほぼノーリスクで23万5000円稼いだことになります。

羨ましい！！(心の声)

ちなみに日中の取引であれば、金額を間違えてもその時点の価格付近で約定するので被害が少ないです。

例えば株価50000円の時に間違って60000円で買い注文を出しても、50000円の売り注文があれば50000円で約定します。

証券会社の”最良執行義務”というやつです。

しかし今回の場合は不幸にも取引量の少ないPTS。

おそらく他に注文がない時間帯だったので、63930円の注文が売買成立せずにしばらく取り残されている状態。

見つけた人が破格の値段に大喜びで売り(もしくは買い)の注文を出したと予想されます。

意外と誤発注で失敗したことのある人は多いようで、

「指値価格の打ち間違い」の他にも「”買い”と”売り”を間違えた」というパターンもあるようです。

逆に”誤発注狙い”をする人もいます。

①相場とかけ離れた注文が出ていないかPTSをチェックする

②あらかじめ相場とかけ離れた注文を出しておく

③間違って取引してしまいそうな値段で注文を出しておく
(例：2385円の銘柄に2835円で注文)

などの方法があるようですね。

もし上手く誤発注された注文を拾えれば、ローリスクで稼ぐことができます。
(ΦωΦ)ﾌﾌﾌ…

とはいえ、実際はあんまり期待値なさそう。

①はそもそも誤発注自体が稀なので、誤発注を1件拾えるまでにめちゃくちゃ時間がかかります。

②③は数打てば成功することもあるでしょうが、回数をこなすほど自分が誤発注で損するリスクも高まります。

現実的には”誤発注狙い”は難しい気がしますねー。

ヒマを持て余してる人ならいいかもしれないけどｗｗｗ

・・・・・・。

ヒマを・・・

持て余してる人・・・？

( ﾟдﾟ)ﾊｯ!