【下振れ対策】連続するバス事故とパチンコ・スロットの意外な共通点。

1月15日に起こった”軽井沢スキーバス転落事故”

あの日以降、相次いでバス事故が起こっていますね。

「貸し切りバスって怖い」とか「こういう事故って重なるよね」と思った方。

せやろか。(｀･ω･´)

参考までに直近3日間だけで報道されたバス事故を調べてみました。

1/20

・愛媛県今治市の国道317号で、20日午後8時ごろ、松山市に向かっていた大型観光バスがカーブを曲がりきれず、ガードレールに衝突。

・東京・大田区で20日夜、観光バスが信号に衝突し、乗客24人がケガ。

1/21

・21日朝、長野・岡谷市の中央自動車道でも新宿行きの高速乗り合いバスが前を走る軽乗用車に追突する事故で2人がケガ。

・熊本県玉名市の県道で21日夜、私立城北高校（同県山鹿市）のスクールバスがガードレールに衝突した。

1/22

・22日夜、回送中の仙台市営バスが道路脇の田んぼに突っ込み、30代の男性運転手が胸などを打つケガ。

やっぱり多いですね。(・ω・;)

それではここで2014年の事故の統計を見てみましょう。

※クリックで拡大できます。

(国土交通省HP「事業用自動車の重大事故の発生状況」より引用）

赤枠の部分を見てもらうとわかるように、貸切バスの重大事故は2014年だけで342件。

「ほぼ1日に1回のペースで貸切バスの重大事故が起きている」ということになります。

何が言いたいかというと、軽井沢のバス事故からたまたま連続して事故が起こっているわけではなく、

”報道されて目に付くようになっただけ”

ということです。

実際はそれ以前も毎日のようにバス事故が起こっていたわけですが、あの大事故がきっかけでバス事故が取り上げられるようになっただけなんです。

参考にあげた5件のニュースも、よく見れば普段なら報道されないような事故がほとんど。

ある種の錯覚なわけですが、連日の報道を見た多くの人は「あの日以来バス事故が多い」と思ってしまうでしょうね。

「貸切バスは怖い」というのも実は間違っていて、データによると2014年の貸切バス事故での死者数は0だったようです。

むしろ自家用車の方が圧倒的に怖いです。
(・ω・;)

で、やっと本題。

パチンコやスロットで「あの台ほとんど単発」とか、「毎回のように天井までつれて行かれる」とか、「継続率80％もないわー」って言ってる人いませんか？

そう、ボクです。
(・ω<)てへぺろ

最終的に機械割詐欺とか遠隔とかを疑い始めるわけですが、実はこれもほとんどの場合が錯覚。

「単発」・「天井到達」・「高継続でショボ連」とかのインパクトの強い出来事、特に悪い出来事は記憶に残りやすいです。

それがたまたま続くとさらに記憶に残りますよね。

そうなったらもうおしまいですｗ

次回また同じことが起こったときに「まただよ(´Д｀；)」と思ってしまうわけです。

なので、記憶だけを頼ると”一部の下振れが目に付く”ようになるわけです。

余談ですが、悪いことが記憶に残るってのは本能みたいなものかなと思ってます。

例えば「あそこの山は美味しいキノコが取れた」という記憶より、「あそこの山はクマが出た」という記憶の方が重要ですよね。

なんせ生死に直結しますから。(・ω・;)

なので、悪い記憶が残りやすいというのは人間の防衛本能なんじゃないかと。

知らんけどｗｗｗ

ということで、「人間の感覚なんてあてにならないよね」って話でした。

悪いことは続く気がしますが、実は気のせいってことも多いです。

あまり落ち込んだりイライラせずに、どうせなら楽しみたいですね。

ボクのスランプは気のせいじゃないのだけれど。
_(┐「ε:)_