【百ある甘そうな話なら・・・】ASKA再逮捕で考えるクスリの期待値

ASKAの覚醒剤使用での再逮捕が話題になりましたが、薬物の”やめられない怖さ”を思い知るニュースです。

なんでも期待値で考えるクセがついてしまっているので、覚醒剤や麻薬などの”薬物の期待値”について考えてみます。

ボクも期待値依存症かもしんない・・・

覚醒剤と麻薬の効果は違いますが、覚醒剤はスッキリして気分が良くなる、麻薬はリラックスできて多幸感を味わえるって感じみたいです。

いずれにしろドーパミンなどの脳内物質を強制的に出して気持ち良くする作用があります。

ドーパミンは身体に悪いものではなくむしろ必要なものです。

欠乏するとやる気がなくなったりするので、普通の人ならある程度は脳内に出ています。

美味しいものを食べたり、恋愛をしたり、スポーツや仕事で何かを達成したり。

いろんな場面で脳内物質が分泌され、それによって幸福感を味わえることが人間の行動力の源でもあるわけです。

しかし、依存性になるのもこのドーパミンが原因のひとつ。

パチンコやスロットなどのギャンブルは比較的簡単にドーパミンの分泌を引き起こしてしまうので、依存症が問題になったりしますね。

人生の意味

いきなり重いですが、人生の意味ってなんでしょうか？

ボクはあらゆる生物の存在理由は「種を存続させること」だと考えています。

この目的のために、食欲・性欲・睡眠欲という三大欲求が本能としてあるんだと思います。

種を存続させるにはまず自分が生存することが大事なので「食欲と睡眠欲」があり、種を後世に繋ぐために「性欲」があると。

なので究極的にはただ生きて子どもを産み育てれば、生物としての役割は果たしていることになります。

でも、それだけのために生きてるってのは虚しいですよね。

なのでボクの中での人生の意味は、

「楽しむこと」

です。

人生の中で”楽しい気分・幸せな気分をどれだけ味わえたか”で人生の価値が決まると思っています。

人生の勝ち組

世間では主に収入を比べて「勝ち組」「負け組」なんて言い方をしますが、本当の意味での「勝ち組」は人生の中でどれだけ”楽しい”と思えたかではないでしょうか。

例えば楽しさがポイント制になっていて、楽しさのレベルによってポイントが獲得できる。

死ぬまでにこのポイントをどれだけ多く貯められるかの勝負だと思っています。

これはあくまでも本人が「楽しい」とか「幸せだ」と感じるかが重要。

いかに収入があって豪華な暮らしをしていても、どんなに美人でちやほやされていても、本人が「楽しい」と感じなければ無意味。

逆に周りからは気持ち悪いと思われていても、自分の趣味を全力で楽しんでいるオタクのほうが圧倒的「勝ち組」ではないでしょうか。

一瞬で「勝ち組」になれるクスリ

そういう考え方をすると、覚醒剤や麻薬は手軽にポイントを稼げる魔法のアイテムです。

使えば誰でも”楽しい”気分になれるものですから。

しかも普通の人は一度に獲得できる上限が10ポイントなのに、限界を突破して一気に15や20ポイントを稼げる感じです。

クスリを使うたびに大量にポイントを獲得できて、一気に勝ち組になれます。

そりゃあ魅力的ですよね。

クスリの落とし穴「辛さポイント」

クスリで大量ポイントを稼げるのは確かに魅力的ですが、世の中そんなに甘くありません。

不正行為をした人には必ずペナルティが待っています。

覚醒剤や麻薬には副作用があり、クスリの効果が切れた後はとてつもない疲労感を感じたり、ひどくなると幻覚・幻聴に苦しまされたり。

とんでもない辛さを味わうようです。

被害妄想にとらわれているASKAの最近の言動から薬物の怖さを感じた人も多いんじゃないでしょうか。

せっかく「楽しさポイント」を大量に貯めても、その後にそれを上回る「辛さポイント」も獲得してしまうのです。

クスリの効果で短い期間に何千、何万という大量のポイントを獲得すると、その代償に何万、何十万という辛さポイントが自動的に付与される。

その辛さを和らげるために再びクスリを使い、結果的にどんどんマイナスになっていく。

おまけに、お金や社会的信用、家族や友人も失う可能性が高いです。

生活が苦しくなり、家族や友人と笑い合えることもなくなるかもしれません。

そうなると、普段の生活で知らず知らずに集めていた小さな楽しさポイントを集めることさえ困難になるでしょう。

クスリの期待値

麻薬は医療用に使われたりもするので、使い方次第では依存症にならずにメリットだけを享受することも可能なのかもしれません。

使い方を間違えなければ期待値をプラスにすることも可能でしょう。

しかし人間は欲求に弱い生き物なので、自分の力だけでそこをコントロールするのは不可能だと思います。

違法に出回ってる薬物は依存症にしてお金を巻き上げるのが目的です。

そういうルートの薬物に手を出すのは完全に期待値マイナスですね。

好奇心でちょっとだけと思う最初の1回が

”恐ろしいほどのマイナス期待値”

だと思います。

ボクもクスリによる「圧倒的多幸感」はちょっと体験してみたい気もしますが、トータルでの期待値がとんでもなくマイナスなのでやりません。

明日地球が滅亡するというなら試してみたい気もしますが・・・

ガセ情報で万が一滅亡しなかった時のリスクを考えたらやっぱりやらないですねｗ

パチンコ・パチスロの楽しさ期待値

パチンコやパチスロはやり方次第で勝てるギャンブルです。

しかし、たとえ負けていても「楽しさ期待値」はプラスかもしれません。

パチンコ屋で友達とワイワイ言いながら楽しんだり、当たりに一喜一憂したり。

使った額以上に楽しんでいれば人生においてはプラスだと思います。

ただし、限度を知らずにハマると一気にマイナスに転落する怖さはありますね。

生活に影響しない程度に楽しむのが大事です。

あと、年に数百万円稼いでいてもイヤイヤ打ってる人は楽しさ期待値がマイナスかもしれないから注意です。

仕事と割り切って稼いだお金で楽しいことをできているならOKですが、稼ぐことにとらわれ過ぎると人生を損してる可能性もありますね。

【おまけ】いろんなものの期待値

ついでに世の中のいろんなものの期待値を勝手に考えてみます。

＜タバコ＞

タバコは最近は風当たりが強いので、今の時代は期待値かなり低いです。

昔はタバコ＝カッコいいという時代があったのでプラス要素もありましたが、今はほとんどメリットなさそう。

タバコ代は今後もどんどん上がり、周りから迫害されて辛さポイントを獲得する機会は今後も増えるでしょう。

もちろん本人がそれ以上に楽しんでいるなら全然アリなんですけどね。

＜車＞

ボク的には車も意外と期待値低いと思います。

便利なものではありますが、お金がかかり過ぎるのと、事故のリスクが意外と無視できないです。

確率は相当低いとはいえ、誰かを殺したり自分が死んだりする可能性を考えると、便利さと釣り合うかは微妙かもしれません。

車も昔はステータスとしての価値がありましたが、いまやクルマをもっててモテる時代ではありませんしねー。

とかいいながらボクはけっこう車好きだったりするんですが。

＜結婚＞

これはまぁ・・・

人によるんじゃないですかね(震え声)