【ひろゆき氏も遊んでいるSTEPN】復活する可能性は？Play to Earnの将来と覇権を握るための条件。

アクシー「STEPNがやられたようだな・・・

サンドボックス「フフフ・・・奴は四天王の中でも最弱・・・

ソラーレ「Play to Earnゲームの面汚しよ・・・

前回までの記事はコチラ

→【投資トラブルの人もハマったSTEPNとは？】歩くだけで稼げる！仮想通貨ゲーム時代の始まり。

→【実質ポンジスキーム？】STEPNバブル崩壊とGST暴落の理由。一番稼げた最良の手法とは…

さて、多くの人が損して終わりそうなSTEPNは詐欺だったのか。

それはぶっちゃけ分かりません。運営の人にしか。

現在も運営されていて、ここから復活する可能性もゼロではないですし。

実はあのひろゆき氏もSTEPNをやっていて、

・崩壊というわけではない

・靴が高過ぎたので適正価格になっていく

・わりと息は長いんじゃないかと思う

と言っています。

ボク個人としては復活は難しいと思いますが、「稼げなくてもゲームとして歩くのが楽しい」「NFTの靴がカッコイイので買いたい」という人が増えればチャンスはあるのかなと思います。

現状は”稼げる”という理由で盛り上がったSTEPNですが、『稼ぎたいという欲望』を利用しているビジネスといえば、マルチ(MLM・ネットワークビジネス)が有名です。

STEPNは紹介で広めていくタイプではないですが、本質のところは似ていると思います。

※参考記事→【旨い話】仮想通貨MLMに注意！ ＆ 嫁がアムウェイに誘われかけている件。

結局は「稼ぎたい」が原動力なので、稼げないと分かったらみんな離れるんですよね。

今のSTEPNはみんなが「稼げない」と感じているので崩壊しかけている段階です。

実はマルチもSTEPNもみんなが幸せになる方法はあるんです。

その条件は、

『商品自体に価格に見合った価値がある』

ということです。

例えばiPhoneや任天堂switchがマルチの専売商品だったら、上手くいくかもしれません。

みんな普通に紹介で買って、普通に商品に満足する。

紹介した人は喜ばれた上に報酬が入る。

企業も儲かって全員ハッピーです。

実際は欲しがってない人にまで売ろうとする輩が出てくるので、そこはなんとかしないといけませんが。

つまり『お金を出した人が商品のみで満足するのなら上手く回る』ということです。

今回崩壊したSTEPNも、ゲーム単体にお金を出すだけの魅力があれば問題なかったんです。

「楽しいからお金を払ってでも遊びたい」

「投資目的でなく、買って所有したいNFTがある」

そういう人が大多数だったならSTEPNをやめる人もなく、GSTが暴落することもなかったでしょう。

”稼げる”という糸だけで繋がっていたプレーヤーしかいないから、稼げなくなったら糸が切れて離れるのは当然です。

逆に言うと、ここをクリアすればPlay to Earnゲームは成立すると思います。

例えば「どうぶつの森」で自分がデザインしたTシャツをNFTにして販売する。

例えば「モンハン」で強いモンスターを倒して獲得したレア素材を他のプレイヤーに売る。

現実世界と同じで、売る方も買う方も満足できる取引が成立するなら多くの人がそこに集まります。

言ってしまえば小規模なメタバースですね。

それを作れるゲームなら”Play to Earn”も可能なんじゃないでしょうか。

ただ、これを実現するのは簡単ではないんだと思います。

簡単なら任天堂やカプコンがさっさとやっています。

実は最近マイクラの開発会社Mojangが

「マイクラにはNFTを持ち込ませない」

と明言しました。

Mojangは声明で「NTFにまつわる投機や投資の考え方はゲームのプレイよりも利益を追わせるものであり、プレイヤーの長期的な喜びとは矛盾している」と言っています。

簡単に言うと『金儲けの要素が入るとゲーム本来の楽しさが損なわれる』ということです。

なんとなく分かる気がします。

楽しく遊んでるグループにお金目的の人が入ってくるとガラッと雰囲気変わりますもんね。

ということで、Play to Earnは”お金を払ってゲームを楽しむプレーヤー”と”お金を稼ぎたいプレーヤー”の両方を満足させられるかにかかっていると思います。

それを最初に達成したゲームが”Play to Earn”の覇権を握るのかもしれません。
(｀･ω･´)ｷﾘｯ